2015年は「木と火」というテーマで、岩手県住田町にて開催しました。
住田町の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました!
我々の先祖は、火を手にしたことで人間への道を歩み始めたとされています。炎を見ると、ほっとする感覚は、先祖から受け継いだDNAの影響かもしれません。
森にとっては、落雷などから生じる火災は、世代交代を促す自然のサイクルの一つです。それを利用したのが山焼きで、その結果得られる「半自然草原」は希少な自然環境となっています。
一方で、火がおこす火災は、我々に甚大な被害を与えることもあります。木造建築の歴史は、火災との格闘でもありました。
住田町は現在も山焼きが行われており、また、たたら製鉄のワークショップも体験できる貴重な場所です。
その住田町で、木と火について考え、体験する3日間となりました。